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家族葬の流行

死を一人称の死、つまり自分の死、二人称の死、つまり家族とか近親者にとっての死、そして三人称の死、つまり他人の死、の三つに分類したのはジャンケレヴィッチ(フランスの哲学者)である。自分を葬ることはできないから一人称の葬儀はない。本質は本人と二人称の関係にある家族や親しい人々による葬儀であろう。だが、葬儀の会葬者に第三者の参加が増えることにより、あたかも三人称が中心になるような葬儀が主流になったのである。その社会儀礼化が著しく進んだ葬式が曲がり角を迎えたのは、一九九二年以降、バブル景気の崩壊を契機にしてである。社会儀礼としてよりも個人儀礼としての色彩を強めることになった葬式は、二〇〇〇年以降さらにその傾向が顕著となる。それが家族葬の流行である。

お返しの品物はすぐに贈らない

贈り物をした相手からお返しの品物がすぐに届いたら、かなり気をつかわせてしまったようで贈ったのが悪かったのでは、という気になりませんか。それに、お返しがすばやく届くと、どことなく型通りという印象はまぬがれません。お返しをするタイミングは、1週間では早過ぎますし、1ヵ月を過ぎてしまっては遅過ぎます。できれば、3週間以上1ヵ月以内がベストです。もし、お返しのタイミングを逃したときは、遅れたことの非礼を詫びた一筆を添えましょう。相手からは、「くれぐれも、お返しのことは気にしないで」と言われることがあります。いろいろ気づかってくれてのことでしょうが、建て前ということもあります。真に受けて何もしないよりは、やはりこのタイミングでお返しはきちんとしたほうがよいと思います。

フルーツが皮付きのままで出されるとき

フルーツが皮付きのままで出されるときは、必ずフィンガー・ボウルが用意されます。フルーツが出されるときは、多くはフルーツ皿にドイリー(白いレースのクロス)が敷かれ、その上にフィンガー・ボウルがのせて出されます。これらは、もちろん、指でつまんで食べなくても、ナイフとフォークを使って食べてもかまいません。そのときは、ボウルの水は使わなくてもいいわけです。日本ではこうした場合、店によっては「おしぼり」が出されますが、おしぼりは日本独特のものです。外国にはおしぼりがないので、フィンガー・ボウルがその代わりになります。その習慣を、日本でもそのまま西洋料理に持ち込んだわけです。フィンガー・ボウルは皿の左側に置きます。中に手を入れるときは、両手を一緒に突っ込むのはやめましょう。片手ずつ、指先だけを洗います。親指と人差し指、中指の指先を第二関節あたりまで入れて洗います。洗うときはジャボジャボ洗わずに、指先同士をそっとこすり合わせる程度にします。濡れた指は、ひざの上にあるナプキンで拭きます。このときは、水をたらさないように、ボウルの上で少し水を切ってから拭きます。フィンガー・ボウルは、使い終わったら皿の左にくっつけて置きます。


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