質屋のシステムをご説明しましょう。まず、同じ金融機関であっても、質屋と一般の消費者金融とは大きな違いがあるのです。それは、有担保であるということです。質草こそ時代ごとに変わってきましたが、世の中には常に「価値のある商品」があるもの。現代で言うと、それがブランド品だったりするんですね。そしてその物品に対する市場の価値を正確に値踏みし、融資するのが質屋です。ここで大切なのは、お金を貸す相手の人間像は一切関係ないということ。相手の人に対してお金を貸すのではなく、質草となる物品を一時的に買い取るような形ですから、一般の金融業のように「この人は貸したお金をちゃんと返してくれるだろうか」と考えたり調べたりする必要はありません。だから、貸す側にとってのリスクが非常に少なくて済みます。今出会ったばかりの人間がどういう人なのかなんて、分かるわけがないですから。また、それは借りる側であるお客様にとっても、大きなメリットがあるのです。融資の際、相手に返済能力があるかどうかを確認しないということは、面倒な審査もなくて済むということです。商品自体の価値で融資額が決まるので、身分証だけ提示してもらえれば、その場ですぐ融資が受けられるのです。